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2012年 05月 19日
今年もまた明るく黄金色に輝くエニシダの花が咲きました。 枝に群がる蝶のような花は風にふさふさとゆれて見ていて楽しい気分です。 私が特にこの植物が好きなのは、他ならぬ魔女と深い関係があるからでも あります。 魔女はハリエニシダの茂みに囲われた家に棲んでいるとか。 そしてその枝でホウキを作るとか。 たしかに、細かく分かれたしなやかな枝はホウキを作るには良さそうです。 日本でもホウキ草と呼ばれる植物はやはり細かい枝が分かれているので、 発想は同様西も東も変わらないようです。 日本には江戸時代の延宝年間にオランダ船が長崎に持ち込んだのが始まり。 当時日本名がなかったのでオランダ名のヘニスタがなまってエニシダになっ たようです。 漢名は金雀花。 はじめに蝶の様にと書きましたが金色の雀も素敵な見立てだと思います。 エニシダは周りの空気も明るませ、見る人の心も活気つける魔法の力を持っ た植物です。 *2009年5月のブログ「エニシダ」もあります。 ![]() # by gt-toyoko | 2012-05-19 11:18
2012年 04月 04日
遅かった今年の桜も、春一番が過ぎた今日、一斉に蕾みを開き一気に春が訪れま した。 魔女のふる里ブロッケン山の麓でも、もうじき春迎えの祭り「ヴァルプルギスの 夜」が行われ、魔女たちは森の中に集まり祝います。 4月30日、魔女の世界では太陽神が若い牡鹿の姿になって帰還するといわれ、 西欧では古くから「ヴァルプルギスの夜」として知られます。 ドイツ文学の巨匠ゲーテによる「ファウスト」にも魔女祭りヴァルプルギスの夜 が登場します。 ヴェルティーンが祝われるヴァルプルギスの夜は、4月30日の日没から夜明け まで続き、一番鶏の鳴き声で終わるとされます。 その日、緑の森の精霊は森を抜け出し、この世とあの世、あるいは人間界と妖精 界との帳が最も薄くなり、あらゆる不思議が起こると言われ、特に人間は魔よけ のハーブを身に付けずに森に入ることは大変危険とされます。 また、ベルティーンの祭りは、緑の森の精霊と交流する日であり、約束や誓約を する時でもあるそうです。 春迎えの祭りでもある「ヴァルプルギスの夜」は魔女が春を連れてくるとされ、 ドイツのブロッケン山麓の村々では今でも、小さな祭りから大規模な祭りまで、 色々なかたちで祭りが行われます。 私も数年前、ゲーテの「ファウスト」の舞台となったシールケの祭りに参加し したことがあります。 もちろん、スーツケースの中にホウキ、魔女の帽子と服をしのばせて。 世界中から飛んで来た魔女たちと楽しい一夜を過ごしました。 ![]() ![]() 2012年 03月 17日
先日幼い鶯の声を今年はじめて聞きました。 ケキョケキョとまだ上手く歌えない未熟な声に春の訪れを感じます。 今、元町は五色のビオラが商店街を色どり、まだ冷たい春風にかわいい 花弁をゆらして皆さんをお出迎えしています。 このビオラは元町ショッピングストリートと横浜植木(株)が共同企画 で生まれた新品種です。 ウサギを思わせる細長い2枚の花弁が特徴の「バニーシリーズ」と呼ば れる品種を元に、あらたに開発した「横浜元町ビオラ」。 元町らしい可憐でおしゃれなビオラの誕生です。 手入のポイントは定期的に液肥をあたえることと、「花がら摘み」をこ まめにすることだそうです。 花がら摘みといえば、以前女性だけの集まりで「花がら摘みは女の仕事」 ということで話題になったことがありました。 つまり、花がら摘みは取るに足らな仕事ということで女性蔑視であると 憤慨している女性がいたのです。 しかし、私は全くそうは思いません。 花がら摘みほどデリケートで優しさと注意力を必要とする仕事はないと 思っています。 花がら摘みをしていると「無心」になり、植物と対話が出来るようにな って、どの花を摘んでどの花を残したら良いか分かってくるのです。 これこそ女性の、ひいては魔女の鋭い観察力と優しさを兼ね備えた特殊 能力が求められる素晴らしい仕事だと思います。 花がら摘みに限らず、植物とふれあうことは心のゆとりと優しさが自然 に育まれることです。 当店前にも横浜元町ビオラ5色の寄せ植えがありますので、のぞいてみ てください。 ![]() ![]() 2012年 02月 29日
小鳥のさえずりも、カラスの鳴き声も聞こえない静かな朝。 外の音が何かに吸い込まれたみたいに静かです。 寒くてベッドから出たくないので、手だけのばしてカーテンを開けると、 一面の雪景色。 子供のとき程の嬉しさはないものの、やっぱり少しウキウキします。 今日は4年に1度の閏年、2月29日。 何だか1日得した気分で一日大事に過ごしたいです。 おまけに雪のプレゼント付き。 こんな雪の日にもご来店下さるお客様がいて下さることに感謝です。 ちなみに、28日までの普通の年を「平年(じゅんねん)」というそうです。 ![]() # by gt-toyoko | 2012-02-29 18:51
2011年 12月 20日
次男が柿の実をたくさん持って来た話しを前回書きましたが、山盛りの柿の実を見て 長男夫婦がネットで柿料理を調べてくれました。 それで出来上がったのが「柿のババロア」。 グリーンサム風に少しアレンジして、なかなかの出来映えです。 店のスタッフにも好評でした。 作り方は簡単。(6人分) 材料:柿4個/ミルク(柿と同量)/砂糖(三温糖)大さじ3/シナモンパウダー少々 作り方: 1、柿の実は種を取りザクザクと乱切りにしておく。 (トッピングの為の柿を1片取っておく) 2、上記材料すべてをミキサーで混ぜる。 3、繊維などが残るので2をこし器で漉す。 4、こし器でなめらかになった材料を容器に流し入れて冷蔵庫で冷やす。 (すぐかたまる) 5、柿のカットとディルで飾る。 たまたまディルがあったので、柿を三角にカットして魔女の帽子に見立て、ディルを 羽飾りにしましたが、チョコレートや特別な日は金粉などあしらってもおしゃれでは ないでしょうか。 柿の実にはビタミンCやビタミンA、カリウムなどのの栄養が多く含まれているので、 美肌作りにまた、ストレスにも効果があります。 簡単に作れますので大量に柿が手に入った時など、作ってみて下さい。 ただし食べ過ぎると身体を冷やすのでご用心。 ![]() ![]() 2011年 11月 30日
LAから帰国した次男が住んでいるアトリエ兼住宅の庭には柿の木が1本 あって、たいそう柿の実がなっているそうです。 1本の木にこんなにも実がつくのかと思うくらいのそうとうの数らしい。 先日帰宅の際に段ボウル一杯の柿を持って来てくれました。 小振りながらどれもつやつやと美味しそうです。 夕飯だけ食べると次男は柿の箱を置いて帰っていきました。 さて、私は柿が大好きなのでひとつ食してみることに。 固い柿でも、やわらかくふにゃりとなった柿でもどちらも大好きです。 中程度の固さのを選んで皮を剥いて、どれどれ一口。 「ん!?」 甘くも渋くもなく、なんというか味がしない。。。 柿なのかニンジンなのか区別がつけがたいほどに。 そんなわけで、料理してみることにしました。 でも思いつくものは「白和え」と「なます」くらい。 作ってみると柿の赤と豆腐や大根の白が美しく、かなか美味しそうです。 味もまあまあいけますね。 柿が好きでない家人も箸とお酒が進むこと。。。 それから数日、無味乾燥だった柿の実も甘みが出て来て私はひとりで せっせと朝晩2、3個食べている初冬である。 ![]() ![]() ![]() # by gt-toyoko | 2011-11-30 17:11
2011年 09月 27日
9月12日の満月はほんとうに美しかったですね。 丁度休みでしたので、薄紅に染まる夕空に浮かぶ満月から夜中まで ずっと眺めることができました。 今年は、バジルやローズマリー等のハーブ入り塩味の月見団子を思 いたって作り、里芋とイカの煮付け、お酒を添えて辛口で大人の月 見お供えにしてみました。 ちなみに、月の女神のダイアナは魔女の守護神。 魔女にとって、月の運行は重要なポイントです。 満月に行うと成功すると云われるまじないもあります。 *気になる異性を自分のものにするおまじない* 半分が赤くもう半分が青いリンゴを用意します。 真っ赤な布でリンゴの青い方をこすりながら「ファイア スィート、 ファイア レッド、心をあたため、顔をむけて」と唱え次に赤い方 にキスをします。 そして、そのリンゴをお目当ての人に食べさせれば恋が叶うと。 満月の日には何かが起こると云われますが、そんな予感を充分感じさ せる夜でした。 ![]() ![]() ![]() 2011年 09月 27日
空は高く澄んでトンボが飛び交い、くずの花もほころんで甘い香りを 運んできます。 春はぐずぐずと、秋は突然やってくると云われますが、急に肌寒くな って季節は確かに次の季節に移っています。 我が家のバジルも青々と茂っていますが、そろそろ全部摘み取って、 バジルペストをつくりましょうか。 ということで、先日バジルペストを作りました。 バジルの葉 、 松の実、オリーブオイル、塩、ニンニクを混ぜて乳鉢で すりつぶしてペスト状にするだけ。 乳鉢でするのが面倒な場合は、ミキサーでビャーッと短縮してもOK。 今までは乳鉢で、魔女よろしく美味しくなる呪文をかけながらすりつ ぶしていたですが、今年はミキサーという魔法を使って、簡単に作っ てみました。 しかし、ただ簡単に作っただけではありませんよ。 美しい緑葉が変色しないように、バジルの葉を30秒ほど沸騰した湯 につけて、ボールに用意した氷水にサッと浸けて色を留め、ペーパー タオルでよく水気をとり細かく刻むという下準備は丁寧に行います。 ちょっとした手間ひまが全て美味しくするコツ。こういうことを魔法 というのであります。 出来上がったバジルペストはパンやクラコットにぬって、マリネや ドライフルーツのワイン煮などのせてカナッペに。 いろいろ使えて作っておくと便利です。 ![]() 2011年 08月 25日
「ヨコハマ トリエンナーレ2011」へ行ってきました。 3年に一度開催される現代アートの祭典です。 今年のサブタイトルは「世界はどこまで知ることができるか?」 印象に残った作品はミルシャカントルの「幸せを追い求めて」。 ポスターにもなっている作品で、白衣を着用した女性たちが一列に列んで、 真っ白い砂の上を前の人が残した砂上の足跡をホウキで履き消して行くと いうエンドレスな映像。 白い砂と白衣の白人女性、手に持っているホウキは日本製で赤と緑色の凧 糸がホウキの動きと共に、白い世界に印象的です。 ホウキと女性という取り合わせだけで、なぜか魔女を感じてしまう私です。 白い世界にホウキで痕跡を消し去って行く、、、。 少々ゾクッとする作品です。 この作品を見ていたらカールブッセの詩「山のあなた」を思い出しました。 山のあなたの空遠く 「幸い」住むと人のいう。 ああ、われひととめゆきて 涙さしぐみかえりきぬ。 山のあなたになお遠く 「幸い」住むとひとのいう。 (上田敏訳) 幸せと云うものは留まらないと見えない、実感できないことなのでしょうか。 追い求めても実体がないと。 私は「幸せ」は自分で決めるものと思っています。 つまり、自分が「幸せ」と感じていれば、世間的にどんなに不幸にみえる状 況であっても本人にとっては「幸せ」だということ。 愛とか、幸せとか目に見えないものは信じるしかないのです。 ![]() ![]() 2011年 08月 17日
野菜の種類が豊富で安価なこの時期は毎年ピクルスを作ります。 キュウリはもちろん、トマト、パプリカ、インゲン、ニンジン、大根等々 安く買えて、変わった形やきれいな野菜はたいがい作ってみます。 その他以外に美味しいのが茸類。 茸のピクルスはそのまま食べても良し、細かく刻んでドレッシングに合わ せたり、マヨネーズやソースに混ぜるとデリケートな深みが出て、作って おくと肉や魚のソテーにとても便利です。 変わり種ではウズラの卵やドライフルーツ等。 これはどうかなと思う素材が以外と美味しかったりして、いろいろ挑戦す る楽しみがあります。 つけ汁は素材によって酢や水の分量、砂糖、塩を加減し、香り付けのハー ブやスパイスを選びます。 この加減がピクルスを漬ける醍醐味です。 それと、注意したいことは、異なった素材をいくつか同じつけ汁に漬ける ときは、色の組み合わせを選ぶこと。 例えば同じ茸でも、マッシュルームやエリンギは同じ漬け汁に漬けても良 いけれど、これにシイタケを入れると汁が黒くなって、マッシュルームや エリンギ等白い茸を汚してしまいます。 色の出るものは要注意です。 ![]() ![]() ![]() 作り方、分量は次回詳しく。 # by gt-toyoko | 2011-08-17 15:04
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