秋風が立つといよいよハロウィンの季節です。
今年の渋谷駅周辺は警察出動という大騒動になって日本のハロウィンもここ2、3年は
少々過熱気味です。
元々ハロウィンは魔女の暦ではサーオインという正月に当たる祭りの日で、この日は
先祖が家に戻ってくるので火を炊いて霊を迎えます。
また先祖の霊を慰めるためソーイングケーキも焼かれます。
時代が進んでこの祭りはキリスト教に取り入れられ、キリスト教の聖人の日と姿を変
え、それがさらにアメリカに渡って今のような陽気なお祭りになったのです。
また、本来歌いながら霊を慰めるはずのソーイングケーキは、いつの間にか子供たち
のものと化したのでした。
毎年元町の小さな魔女やお化けたちもこの日は、パンプキンのバケツや袋を持って店々
をまわり、商店街でもお菓子を用意してまっています。
今年もまた、子供たちだけではなく仮装したお母さんたちもペットのワンちゃん達も、
それはそれは大勢集まりました。
私たちも魔女の姿でお出迎え。
今年からグリーンサムがある仲通りも夕方は通行止めになって、子供たちが安心して歩
けるようになりました。