2008年 08月 21日

ケルトの守護木

子供の頃から「樹木」に対して特別の思いがありました。
木登りして、いち日木と一緒にいると幸せな気分でいられ、
樹と気持ちが通じあえるような気がしたものです。

ある台風で、庭にあったポプラの大木が倒れたことがありま
した。
春には柔らかな若葉が樹をおおい、幹のうろには小鳥が巣を
作り、夏には涼しい緑陰でおままごとを、秋風が吹き始める
とハート形の葉は黄色く色づき、カラカラと秋の詩を歌い
、冬には寒風のなか悠然と立つ孤高の木。
四季折々、いつも家族と共にあったポプラでした。
その木が根元から倒れるなんて・・・。

父はポプラを薪に仕立て、きれいに積み上げました。
薪になったポプラはあたりいっぱいに素晴らしい芳香を漂よ
わせて、私たちをつつみました。
胸一杯香りを吸い込むと、悲しい気持ちは徐々に薄れ、むし
ろ幸せな気持ちになっていくのを不思議に感じました。

「ケルトの木の智恵」という本があります。
ケルトは日本と同じアニミズム思想で、樹木信仰があり木の
暦というのもあるのです。
それによると私の生まれ月の木はトネリコです。

トネリコは神とこの世と黄泉の国を結ぶ木。再生、生命の木。
ケルト人にとってこの木は宇宙の秩序を象徴し、宇宙の真理
へ至る鍵を握るものだったとか。
トネリコの杖は危険を遠ざけるとされ、北ウェールズでは紀
元1世紀のものと思われる杖が発見されたそうです。
古代アイルランド人は非常に不思議な力を持つ木として大切
にしていたそうです。
私の守護木がこんな霊力を持っているなら、何とかトネリコ
を手に入れたい!

懇意にしている花屋さんに聞いてみたら、市場で見かけたら
買ってきてくれるという。
そして、待っていたトネリコが自宅にやってきました。
つややかで美しい緑色の葉、風に吹かれる葉ずれの音は呪文
のよう。
大きく育てて魔力あるホウキを作ろうか、木の枝でお守りを
作ろうか・・まだ小さな木を見ながらあれこれアイディアを
めぐらしているこの頃です。
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by gt-toyoko | 2008-08-21 13:39 | ハーブ・自然


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