カテゴリ:魔女のこと( 34 )


2017年 04月 25日

今年の妖精魔女人形

お待たせしました。
2017年の妖精魔女ができました。
昨年暮に拙著が出版されて、出版記念の「トコトコ魔女人形」を作っていて、
妖精魔女の製作がすっかり遅くなってしまいました。
出版記念魔女完売ありがとうございました。
そして妖精魔女遅くなりまして申し訳ありません。

今年の妖精魔女のテーマは「咲き実る」です。
咲くは”笑う”という意味もあって2017年の妖精魔女で皆さんに笑みがこぼれ、その笑
みが実りを生みますように願いを込めて作らせていただきました。
白い花を手に、頭には木の実をいただきいたずらっぽく笑っています。
白いワイヤーの椅子は吊るすことも置くこともできます。
靴の裏に2017年の年号を書きました。
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by gt-toyoko | 2017-04-25 17:27 | 魔女のこと
2016年 12月 14日

拙著「魔女の12カ月」書評

素晴らしい書評をいただきました。
書いてくださった方は白鴎大学教育学部教授の岡田晴恵先生です。

               * * * * *

「魔女の12ヶ月」 飯島都陽子著 

 人類の長い歴史の中で、うつる病気(感染症)に対して有効な薬が初めて開発されたのは、ほんの百年
前です。それまでは、病は治すものではなく、癒すものでした。完治が望めない時代、病気の症状をなだ
め癒しながら、なんとか乗り越えて、人々は生きながらえ、子孫を繋いでいったのです。癒すことは、ひと
ときは癒え、また病むのです。でも、また、それを癒しながら生きていく、そんな癒しの知恵を持っていた
のが魔女であったのだろうと、この本を読んで思いました。
 魔女は、森のハーブに精通し、症状緩和や滋養強壮にも役立て、木々のざわめきや風の匂い、月の光り
を一身に感じて、自然と調和して生きる術を身につけていたのでしょう。本書は、そんな魔女の暮らしと
知恵を12ヶ月の月ごとに季節を追いながら、紹介してくれます。
著者は古代ケルト文化やその伝承の世界にも詳しく、さらにハーブの薬効やその利用のプロでもあります。
そんな著者の描いた「魔女の12ヶ月」は、まるでドイツの空を飛ぶ魔女が著者の筆を借りて、その秘
密を明かしてくれているかのような、そんな不思議な気持ちにさえなるのです(いや、著者が本当の魔女
かもしれません)。
 そして、私の気持ちをうきうきと楽しくさせてくれた、生き生きとした挿画の数々。ほんとうに美味し
そうで作ってみたくなる魔女のレシピ。12月のクリスマスプディングでは、ディケンズの「クリスマス・
キャロル」に出てきたヨーロッパの伝統的なお料理に出会えました。魔女の手仕事は、さっそくトライ
したら、楽しくて思わずハマりそうなものばかり。私は魔女の魔除けのサシエを作って、お守りにした
いと思いました。
 さらにこの本に惹かれたのは、古代からの伝承や言い伝え、アンデルセン童話や北欧神話まで魔女
にまつわるお話がきちんと語られているところです。「魔女の文化史」とも言えるような、読みごたえも
ありました。そして読了後には、私も、ヴァルプルギスの夜にブロッケン山の魔女のお祭りに参加して
みたい、そんな気持ちに痛烈に駆られてしまっています。魔女の好きな方には、是非、お薦めしたい
一冊です。

白鴎大学 教育学部教授
 岡田晴恵


                    * * * * *

岡田先生とは当店の魔女をHPでご購入下さっているのがきっかけで、お会いするようになりました。
先生はウイルスに関するご本を70冊以上も出版なさってる感染症の専門家です。
そればかりかドイツ、マールブルグ大学留学中から温めていたという児童向きの「病気の魔女と薬の
魔女」「ローズと魔法の薬」シリーズ(学習研究社)を著され、全国読書感想文推薦書にもなってい
ます。人間を不幸にするはずのペストやコレラの魔女たちを単に悪者と捉えずウイルスとしっかり向き
合い、その実態を理解しようとする科学者の目があるからこそ、主人公の見習い魔女ローズの存在も
活き活きとしているのです。また「病と癒しの人間史」(日本評論社)は、病と人間との歴史が岡田先
生の愛情ある科学者の目を通してヨーロッパの美しい街並みと共に語られているエッセイで、私の好
きな一冊です。素晴らしい先生にこのような立派な書評を頂きとても嬉しく思います。
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by gt-toyoko | 2016-12-14 17:42 | 魔女のこと
2016年 04月 07日

特別注文「還暦魔女」

お客様のご依頼で還暦のお祝いに、特別注文で魔女人形を作らせて頂きました。
還暦ですからやはり「赤」がポイントです。
綺麗な赤いマント。それに合わせてヘンルーダやクローブ、シナモンなど魔除けのハーブを
入れた赤いポシェットを持たせ、よりエレガントに黒のビーズを付けてみました。
帽子は黒で、黒いチュールをふんだんに使いボリュームを付けて。
なるべくご依頼主の雰囲気とご希望に沿うように心がけ、私自身とても楽しんで作らせて頂きました。
お客様が素敵な笑顔で受け取って下さったので、ほっとしまた。
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by gt-toyoko | 2016-04-07 17:22 | 魔女のこと
2015年 03月 17日

魔女人形作り教室  

3月12日朝日カルチャーセンターにて魔女人形り教室をしました。
15名定員で札幌から参加してくださった方もあり、恐縮の至りです。
午前中半分は魔女とハーブについての講座、キッチンウィッチの言わ
れについてのお話もさせていただき、午前の後半から午後にかけて魔女
人形をつくりました。
顔形は前もって作っておいたものに参加者の方たちに顔描きをして
もらいました。皆さん楽しみながらそれぞれ個性的な顔が出来上がり、
教室の雰囲気も和気藹々と進めることができました。
面白い事に元気な方は元気な魔女を、癒し系の方は癒しの魔女を、
ご自分の分身のような魔女人形が出来上がり、皆さん満足のご様子。
午前と午後の長い授業でしたが愉快に楽しくあっという間の時間でした。
次回は6月26日「魔女のポプリ作り」教室です。
HPトップページに案内がありますので、興味のあるかたはどうぞ。
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by gt-toyoko | 2015-03-17 17:50 | 魔女のこと
2015年 03月 03日

2015年妖精魔女

2015年の妖精魔女人形を作りました。
今年はグリーンサム30周年記念の年でもあって、去年から気合が入ってましたが、作り
始めるとスケッチの段階で考えていたよりも素材やデザインの難しさに難航しました。
ドレス、特にスカートはふわりと無重力感を出したかったので、光沢と張りのある絹地
を使用したのですが、織りが特殊で、縫うそばからバラバラと糸がほつれ、ミシン掛
けスッタフの手を煩わせましたが、シルクは深い光沢と生地の張りが他の布とは違い,
これで良かったと思っています。
今年のテーマは「発」。
発という漢字は両足でしっかり立つという意味の他に、伸びる、広がるの意味もあり、
30周年を迎える今年の新たな願いとお客様への感謝の気持ちを込めて作りました。
台座は魔除けの木「白樺」で、土場から実りの象徴ドングリを抱えた土リスが顔を出
しています。
今年の皆様の広がりと実りを願っています。
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by gt-toyoko | 2015-03-03 15:21 | 魔女のこと
2014年 11月 27日

元町ハロウィン

秋風が立つといよいよハロウィンの季節です。
今年の渋谷駅周辺は警察出動という大騒動になって日本のハロウィンもここ2、3年は
少々過熱気味です。
元々ハロウィンは魔女の暦ではサーオインという正月に当たる祭りの日で、この日は
先祖が家に戻ってくるので火を炊いて霊を迎えます。
また先祖の霊を慰めるためソーイングケーキも焼かれます。
時代が進んでこの祭りはキリスト教に取り入れられ、キリスト教の聖人の日と姿を変
え、それがさらにアメリカに渡って今のような陽気なお祭りになったのです。
また、本来歌いながら霊を慰めるはずのソーイングケーキは、いつの間にか子供たち
のものと化したのでした。

毎年元町の小さな魔女やお化けたちもこの日は、パンプキンのバケツや袋を持って店々
をまわり、商店街でもお菓子を用意してまっています。
今年もまた、子供たちだけではなく仮装したお母さんたちもペットのワンちゃん達も、
それはそれは大勢集まりました。
私たちも魔女の姿でお出迎え。
今年からグリーンサムがある仲通りも夕方は通行止めになって、子供たちが安心して歩
けるようになりました。
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by gt-toyoko | 2014-11-27 17:18 | 魔女のこと
2014年 09月 18日

2014年オリジナルハロウィン魔女

朝夕はめっきり涼しくなり八百屋さんの店先にはぴかぴかの栗や秋の果物が並ぶ季節
となりました。今年は秋が早いとか。
秋といえばハロウィン!
今年もグリーンサムはハロウィン魔女人形を作りました。
2014年ハロウィン魔女人形はベル付きパンプキンの「ジャック・オ・ランタン」
を箒の先につけ、衣装はオレンジ、オリーブ、紺色の三種類。
特に夜空に浮かぶ満月とフクロウやコウモリ柄の紺色が人気です。
三つ編みの髪の毛にはカラフルな縞々帽子をかぶり、魔よけのハーブ「ヘンルーダ」
の箒に乗って飛びまわっています。
発売以来「キュート!」と好評ですので、ぜひ見てください。

ハロウィンは元来ヨーロッパの古い時代の死者の祭り「サーオイン」で、魔女の正月
でもあります。この日はあの世とこの世のベールが薄くなり先祖の霊が家に帰還する
日本でいうお盆のような日なのです。
死者が戻るだけではなく、妖精が出没したりさまざまな不思議が起こる日なのです。
それがアメリカに渡り、現在のような陽気でハチャメチャな祭りになったという訳です。
日本でもすっかりおなじみになったハロウィン。
子供たちだけではなく、おとなのパーティーも近頃は開かれているようです。
オレンジ色と黒がシンボルカラーですので、10月31日はハロウィン色のファッション
を楽しむのも良いかもしれませんね。
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by gt-toyoko | 2014-09-18 15:51 | 魔女のこと
2014年 07月 27日

ラベンダー魔女人形

ただいまグリーンサムではラベンダーフェア中です。
イギルスやフランス、米国より選りすぐりのラベンダー商品をあつめました。
ひとくちにラベンダーと言っても香りはさまざまありまして、製造する会社によっても違います。
一概には言えませんが、フランスのものは何となく甘みを含んで、イギリスのはきりりと爽やか、
米国のは青みのあるさっぱりした香りがします。
フェアに際し、今年もオリジナル「ラベンダー魔女人形」を作りました。(30体限定)
今年の特徴は従来のスカーフをやめて髪の毛をラベンダーカラーにして、ラベンダー束を
付けた帽子を肩から下げました。生地はプロバンスの花柄2種。お陰さまで好評です。
窓辺に飾って夏の暑さを少しでも和らげて、幸せを持ってきてくれればと思います。
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by gt-toyoko | 2014-07-27 17:52 | 魔女のこと
2014年 02月 11日

魔女祭りーイモルグ そして節分

2月2日は魔女の祭りイモルグです。
この祭りは大地の雪が溶け、草花や穀物の種をまく準備が整ったことを告げるものです。
ケルト人の火の祭りであるイモルグは、ブリギットの祭りとしてもよく知られています。
ブリギットはケルト人に親しまれている火と癒しの女神で、女性や子供、また生まれたば
かりの動物を守ろうと格闘する女神でもあります。
魔女たちはこの日、女神が帰還する日として火をともして迎えます。

日本では次の日3日が節分。
「鬼は外福は内」の掛け声で豆をまいて冬のあいだ滞っていた悪いものを家から出して、
福を招き入れます。
我が家では豆まきは恒例で、大人だけになってしまった今でも行っています。
地方や家によって仕方は違うようですが、我が家の豆まきは家の電気をすべて消して、
中心の部屋から「鬼は外」を2回唱えて豆を外に向かって投げ、「福は内」を2回唱えて
この時は豆を撒きません。
それぞれの部屋を同様にして次々と行い、お風呂場、トイレ、最後に玄関から鬼に出て
行ってもらい福を招き入れて、それから電気を一つずつ点けて入り口や窓を閉めてお終い。
皆さんはどのようになさるのでしょうか。
明けて4日は立春。暦の上では春ということになります。
いずれにしても、寒い冬が早く過ぎて暖かな春を待ち焦がれる気持ちは誰しも同じですね。

by gt-toyoko | 2014-02-11 22:47 | 魔女のこと
2014年 01月 10日

ヴェファーナの祭り

お正月はみなさんどのように過ごされましたか。
当店は3日から営業。
元町もたくさんの人たちで賑わいました。
その中でローマ出身の魔女大好きという女性がご来店くださり「明日はローマに帰ります、なぜな
ら魔女のお祭りがあるから」と。
「ヴェファーナの祭りですか」と私。すると彼女はとても驚いて「日本にきてヴェファーナの祭り
を知っている人に始めて会いました」などと、いたく感激されてしまいました。
「ヴェファーナ」は女性の名前で魔女なのです。

言い伝えによるとキリスト誕生の折、東方から三博士が金や高価な香料をもってキリストの誕生を
祝いにやってきますが、その際三博士が道を聞いたのがほかならぬ魔女ヴェファーナでした。
ヴェファーナさんはその時、嘘をついて他の道を教えたのです。
そのあと彼女は大変後悔し、その罪ほろぼしとして1月6日に子供たちにプレゼントを配ることに
なったとか。別の説ではサンタクロースと一緒にプレゼントを配るとも言われています。
いずれにしてもローマの子供たちはこの時期、サンタさんとヴェファーナさんから2度プレゼント
をもらえるということです。

ご来店くださった若いローマのこの女性は、クリスマスよりも何よりもヴェファーナの祭りが大好
きだそうで、8歳までヴェファーナさんの存在を信じていたそうです。
朝目を覚まして台所へいくと、テーブルの上は砂糖壺がひっくり返り、砂糖がこぼれ、床は散ら
かり、 お母さんが夜のうちにヴェファーナさんに用意したワインは飲みほされてからっぽ。
そして、台の上に素敵なプレゼントが置かれてあるそうです。
心豊かな、なんて素敵なお話でしょう。
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   写真  新年魔女として数年前作成した魔女

by gt-toyoko | 2014-01-10 18:17 | 魔女のこと