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2008年 04月 28日

ハンカチの木

「ハンカチの木」ってご存知でしょうか。
中国原産の大変珍しい木で、開花に10年から15年もかかるそうです。
日本では小石川植物園にあって、花が咲き始めるとニュースにもなる程の
希少木。

先日、知人が自宅で咲いたとその花を持ってきてくれました。
私が始めて知った「ハンカチの木」です。
丸みがかった美しい若葉に清楚な白い花が印象的です。
木は10m以上もあるそうです。
なるほど、高い木に白いハンカチが結ばれたように見えるところからこの
名がついたのですね。
それにしても何ともユーモラスで楽しいネーミングではありませんか。

               ★

そこで調べてみると、ハンカチの木は
19Cフランス人神父、ダビディア氏が中国で発見。
ちなみにダビディアさんはパンダも発見したとか。
(発見といっても、現地の人たちはもっと前から知っていた訳なので世に知
らしめたと、いうべきかも知れませんが)
水木科あるいは大桐科、ダビディア属の植物で、白く花びらのように見える
部分はじつは葉(ホウ)です。
花は小さく、中央に沢山球状に集まっているのがそうです。

小石川植物園の他、大船フラワーセンター、深大寺植物園にあり、花は今が
見頃。

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by gt-toyoko | 2008-04-28 17:25 | ハーブ・自然
2008年 04月 10日

ヴァルプルギスの夜ー魔女祭り

4月30日は魔女の暦でBeltaine。
「ヴァルプルギスの夜」と呼ばれる魔女祭りの日です。
西欧では魔女が春を連れてくると云われ、春迎えの祭りでもあります。

この日、魔女達は集会のためドイツのブロッケン山めざしてホウキや火
かき棒にまたがり飛び立つと言い伝えられます。
山の草花たちもその夜はほの白く輝き、魔女ばかりか妖精たちも一緒に
集い一番鶏が鳴くまで踊り明かすとか。、
山中には不思議が満ちあふれ、人がこんな夜に「魔除け草」を持たずに
迷い込むと、1年間眠りに落ちて戻れなくなる、などなど・・。
さまざまな言い伝えがある「ヴァルプルギスの夜」ですが、一昨年私も
祭りに参加しました。
場所はドイツ、ブロッケン山の麓「シールケ」です。
シールケはゲーテの「ファウスト」に登場した村。
ここぞ本場魔女祭りの地と自負しているところです。
この小さな村に、世界中から魔女たちが集まり、一夜だけで10倍以上
の人口になります。
シールケの森は日が傾き始めると、三々五々思い思いの格好にホウキや
杖を持った魔女や悪魔がぞくぞくと集まってきます。
周辺のレストランや民家も魔女ディスプレーで祭りムードいっぱいです。
ビール片手にソーセージやポテトで盛り上がる魔女や悪魔をご覧下さい。

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by gt-toyoko | 2008-04-10 18:29 | 魔女のこと
2008年 04月 04日

桜鬼ーはなおに

さくらの花もちらほら散り始め、わたしの店にも風と共にさくらの花びら
がご来店です。
まだこの週末はお花見を楽しめそうですね。
さくらの花には日本人の心を捉える何かがあるらしく、つい佇んでじっと
見入ってしまいます。

最近読んだ梨木香歩著「家守奇譚」の中に桜の話があります。
            ★
毎日さくらを眺めていた主人公の元に、ある夜明け、きちんと髪を結った
見知らぬ女性が旅行鞄のようなものを脇に、部屋の隅に正座している。
ー暇乞いに参りました。とその女性は手をついて深々と礼をする。
そして、やがてぼんやりとその人は透き通り消えていってしまった・・。
ーそれは桜鬼(はなおに)ですよ。と隣のおかみさんは云う。
彼女が座していたあたりに、さくらの花びらの吹き溜まりがあったそうな。
            ★
桜鬼。そんな鬼が暇乞いに訪れるほど桜をほれぼれ眺めたことはないかも
知れない・・。

by gt-toyoko | 2008-04-04 18:06 | ハーブ・自然