<   2016年 12月 ( 3 )   > この月の画像一覧


2016年 12月 14日

拙著「魔女の12カ月」書評

素晴らしい書評をいただきました。
書いてくださった方は白鴎大学教育学部教授の岡田晴恵先生です。

               * * * * *

「魔女の12ヶ月」 飯島都陽子著 

 人類の長い歴史の中で、うつる病気(感染症)に対して有効な薬が初めて開発されたのは、ほんの百年
前です。それまでは、病は治すものではなく、癒すものでした。完治が望めない時代、病気の症状をなだ
め癒しながら、なんとか乗り越えて、人々は生きながらえ、子孫を繋いでいったのです。癒すことは、ひと
ときは癒え、また病むのです。でも、また、それを癒しながら生きていく、そんな癒しの知恵を持っていた
のが魔女であったのだろうと、この本を読んで思いました。
 魔女は、森のハーブに精通し、症状緩和や滋養強壮にも役立て、木々のざわめきや風の匂い、月の光り
を一身に感じて、自然と調和して生きる術を身につけていたのでしょう。本書は、そんな魔女の暮らしと
知恵を12ヶ月の月ごとに季節を追いながら、紹介してくれます。
著者は古代ケルト文化やその伝承の世界にも詳しく、さらにハーブの薬効やその利用のプロでもあります。
そんな著者の描いた「魔女の12ヶ月」は、まるでドイツの空を飛ぶ魔女が著者の筆を借りて、その秘
密を明かしてくれているかのような、そんな不思議な気持ちにさえなるのです(いや、著者が本当の魔女
かもしれません)。
 そして、私の気持ちをうきうきと楽しくさせてくれた、生き生きとした挿画の数々。ほんとうに美味し
そうで作ってみたくなる魔女のレシピ。12月のクリスマスプディングでは、ディケンズの「クリスマス・
キャロル」に出てきたヨーロッパの伝統的なお料理に出会えました。魔女の手仕事は、さっそくトライ
したら、楽しくて思わずハマりそうなものばかり。私は魔女の魔除けのサシエを作って、お守りにした
いと思いました。
 さらにこの本に惹かれたのは、古代からの伝承や言い伝え、アンデルセン童話や北欧神話まで魔女
にまつわるお話がきちんと語られているところです。「魔女の文化史」とも言えるような、読みごたえも
ありました。そして読了後には、私も、ヴァルプルギスの夜にブロッケン山の魔女のお祭りに参加して
みたい、そんな気持ちに痛烈に駆られてしまっています。魔女の好きな方には、是非、お薦めしたい
一冊です。

白鴎大学 教育学部教授
 岡田晴恵


                    * * * * *

岡田先生とは当店の魔女をHPでご購入下さっているのがきっかけで、お会いするようになりました。
先生はウイルスに関するご本を70冊以上も出版なさってる感染症の専門家です。
そればかりかドイツ、マールブルグ大学留学中から温めていたという児童向きの「病気の魔女と薬の
魔女」「ローズと魔法の薬」シリーズ(学習研究社)を著され、全国読書感想文推薦書にもなってい
ます。人間を不幸にするはずのペストやコレラの魔女たちを単に悪者と捉えずウイルスとしっかり向き
合い、その実態を理解しようとする科学者の目があるからこそ、主人公の見習い魔女ローズの存在も
活き活きとしているのです。また「病と癒しの人間史」(日本評論社)は、病と人間との歴史が岡田先
生の愛情ある科学者の目を通してヨーロッパの美しい街並みと共に語られているエッセイで、私の好
きな一冊です。素晴らしい先生にこのような立派な書評を頂きとても嬉しく思います。
b0114344_17414071.jpg


by gt-toyoko | 2016-12-14 17:42 | 魔女のこと
2016年 12月 09日

人形作り教室

先日朝日カルチャーで12月の講座「魔女人形マジョンタ作り」をしました。
今回は顔を描くことからだったので、参加者それぞれオリジナルの顔を作ることができ、
個性的な出来上がりになったと思います。
はじめは、自信がなくて描けないと、言っていた方たちも描き始めたら、ここにホクロをつ
けよう、まつ毛を描こうといろいろなアイディアが出て、みなさん活き活きと意欲的に進め
られ楽しそうでした。

いつもながら、和気あいあいの雰囲気で、私も楽しく進められました。
皆さんありがとうございます。
b0114344_16563181.jpg

b0114344_16565838.jpg

拙著「魔女の12カ月」のサイン会もさせていただきました
b0114344_16571910.jpg


by gt-toyoko | 2016-12-09 16:35 | 最近あったこと
2016年 12月 01日

出版記念パーティ

11月5日、拙著「魔女の12ヵ月」が出版されました。
元町CS会の皆さんが出版を祝って先日、元町「霧笛楼」にて記念パーティを開い
てくださいました。
出版関係の方たち、友人知人大勢がお集まり下さって、華やかで素晴らしいパーティ
になりました。ありがたいことです。
お料理は、総料理長の今平さんがフランスから空輸でカエルを手配して、魔女の
出版に合わせてとスペシャル料理を作ってくださいました。
その他カエルの卵のスープなど、見た目にも楽しい愉快なお料理をたくさん用意
してくださいました。(「魔女の12ヵ月」の4月、魔女の美味しいレシピを彼が素
敵に美味しくアレンジ)
ちなみにカエル料理は素晴らしく美味しかったです。

さて、魔女出版の記念パーティとなると、出で立ちをどうするか?
小柄な私がどんなに頑張ってもドレスは無理。
それで着物にすることにしましたが、普通に着物を着たのではつまらない。
小さな魔女帽子を頭に、肩に黒猫を乗せて和服の 装いに決定。
和やかながら元町らしいおしゃれで楽しい素敵なパーティにして頂きました。

後日皆さんからとても楽しかったと、お言葉をたくさんいただきました。
企画してくださった方たちの企画力の素晴らしさと、参加下さった方々
一人一人のお人柄の良さが素敵な雰囲気を醸し出したのだと思います。
とても嬉しいひと時でした。
b0114344_1637256.jpg

b0114344_1638162.jpg

b0114344_19274237.jpg
b0114344_19265688.jpg


by gt-toyoko | 2016-12-01 16:08 | 最近あったこと