2014年 09月 18日

風が植えた秋蒔きハーブ

威勢がよかった蝉の声も近頃は弱まって夕刻ともなると秋虫の優しい声が響いてきます。
季節はまたひとつ歩を進めました。
中秋の名月。先日の満月は美しかったですね。
地球と月が接近していつももより大きく見える満月は、最近では”スーパームーン”と呼
ぶようですが、天空に煌煌と輝き地上を明々と照らす大きな月は不思議の空間を作り出
し、いつもの見慣れた風景を少し違った世界にします。
かぐや姫が月へ帰還した日は、きっとスーパームーンだったに違いありません。

涼風はロマンチックな空想を深めてくれると同時に、食欲も復帰させてくれます。
この間、何も植わってないはずの鉢からきれいな緑色の葉がたくさん芽を出しているの
をみつけました。数日たってそれがルッコラとディルであることが判明。
種まきした覚えもないのに。
そういえば先日大風が吹いて雨が続いた時、今春植えたハーブたちが種をつけていたの
ですが、私がいつまでも種を取らずにいたので代りに風が種まきをしてくれたようです。
美味しそうな柔らかい葉を集めてお昼のコロッケサンドにはさみました。
ついでにチャイブも花ごといただきました。
市販のルッコラと違って辛さが強く独特の胡麻に似た香りも高く、コロッケの油っこさ
が爽やかに美味しさを増します。
食欲の秋、ハーブを上手に使って夏バテ解消したいですね。
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# by gt-toyoko | 2014-09-18 14:43 | ハーブ・自然
2014年 07月 27日

ラベンダー魔女人形

ただいまグリーンサムではラベンダーフェア中です。
イギルスやフランス、米国より選りすぐりのラベンダー商品をあつめました。
ひとくちにラベンダーと言っても香りはさまざまありまして、製造する会社によっても違います。
一概には言えませんが、フランスのものは何となく甘みを含んで、イギリスのはきりりと爽やか、
米国のは青みのあるさっぱりした香りがします。
フェアに際し、今年もオリジナル「ラベンダー魔女人形」を作りました。(30体限定)
今年の特徴は従来のスカーフをやめて髪の毛をラベンダーカラーにして、ラベンダー束を
付けた帽子を肩から下げました。生地はプロバンスの花柄2種。お陰さまで好評です。
窓辺に飾って夏の暑さを少しでも和らげて、幸せを持ってきてくれればと思います。
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# by gt-toyoko | 2014-07-27 17:52 | 魔女のこと
2014年 07月 27日

ハーブの花

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ハーブのひと葉で料理の味がぐっと引き立つことはどなたもご存知のことですが、
花を咲かせてしまうと、葉は硬くなり香りも薄くなるので花穂が出始めると、咲く
前になるべく摘むようにしています。
今年はちょっと油断した隙に一斉に花を開き、可憐な花々の競演となりました。
ハーブの花は派手さはないかわりにどの花も楚々として、すがすがしい可愛らしさ
を持っています。
ブーケにしてテーブルフラワーにしても素敵で、食欲もそそるはず。
特に今年は嬉しいことにマートルの白い花が初めて咲きました。
マートルは古代ギリシャ、ローマ時代から愛の花として花嫁の花冠やブーケにされた
真っ白い清らか花です。苗が入手しにくいことと今まで育ててもなかなか花を咲かせ
ることができなかったので、毎日しみじみと花見しています。
葉はつやつやした濃緑色、青みのある甘い香りは香料によく利用されますが、料理に
はあまり使われません。濃い緑色と真っ白い花は初々しい新婦にぴったりです。
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マートルの花
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ディル(魔除けのハーブ)
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チャイブス

# by gt-toyoko | 2014-07-27 17:04 | ハーブ・自然
2014年 07月 27日

日テレ ぶらり途中下車の旅

事後報告ですが日本TVの長者番組「ぶらり途中下車の旅」に出させていただきました。
当店への旅人は俳優、声優でご活躍の石丸謙二さん。さすが声は良いですね。
魔女の箒に大変興味を持たれてました。
撮影後、お話しさせていただきましたが、元町は以前よくいらしてたそうで、昔の元町を
よくご存知で 元町を懐かしんでくださいました。
これを機会にまた元町にいらしていただけると嬉しいです。
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# by gt-toyoko | 2014-07-27 15:42 | 最近あったこと
2014年 07月 27日

家出娘 2

10年以上前から当店に出入りしている黒猫チビ。
この猫は、今はなき隣の魚屋さんが魚をあげていた野良猫で、魚屋さんが亡くなり、
そのあとは喫茶店を営んでいた女主人が世話をしていました。
ところがこの店も引っ越し、引っ越しの際チビを頼むということで私に餌やりが回っ
てきたのでした。チビはこうしていつもだれかが面倒を見ることになる幸運な猫なの
ですが、飼い猫にしようと試みると絶対に飼われることを拒否するのです。
根っからの野良というか自由猫なのです。
朝と夕にご飯を食べるとふらりと何処かに姿をかくしいなくなるという毎日でした。
それが数年前から時々何日もいなくなってはまたやってくる家出常習犯に。
最近ではむかえのブティックに入りびたりで、朝ごはんは当店で済ませその後は閉店
までブティックへ。
閉店後は野宿なのでしょうか。魔女のお供で夜間飛行なのでしょうか。
そうとうの年齢と思われますがこのまま気ままな猫生を終わるのでしょう。
野良猫でこんなに長生きできるのは、よほど運が良くて頭が良くて人の心をつかむ知恵
を備えているのでしょう。これからも皆で見守りたいと思いつつ・・・。
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# by gt-toyoko | 2014-07-27 14:42 | 元町近辺情報
2014年 02月 12日

関東地方の記録的大雪

先日の雪は凄かったですね。
さすがに元町も人はまばらでしたが、イルミネーションに雪がちらつく様子はとても
綺麗でした。
しかし店の周りの雪かきは大変で、雪の重さに改めて雪国の方たちの毎日のご苦労
をしみじみと感じました。
私は子供の頃4年ほど札幌にいたことがあって、雪が降るとその大変さはさておき、
どうしても嬉しくなってしまいます。
みなさん無事に過ごされましたか。
お休みでしたから雪だるまなど作って過ごされた方もいらしたのではないでしょうか。

帰り道、ブラフ18番館で雪の中小さな春を見つけました。
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# by gt-toyoko | 2014-02-12 18:44 | 最近あったこと
2014年 02月 11日

魔女祭りーイモルグ そして節分

2月2日は魔女の祭りイモルグです。
この祭りは大地の雪が溶け、草花や穀物の種をまく準備が整ったことを告げるものです。
ケルト人の火の祭りであるイモルグは、ブリギットの祭りとしてもよく知られています。
ブリギットはケルト人に親しまれている火と癒しの女神で、女性や子供、また生まれたば
かりの動物を守ろうと格闘する女神でもあります。
魔女たちはこの日、女神が帰還する日として火をともして迎えます。

日本では次の日3日が節分。
「鬼は外福は内」の掛け声で豆をまいて冬のあいだ滞っていた悪いものを家から出して、
福を招き入れます。
我が家では豆まきは恒例で、大人だけになってしまった今でも行っています。
地方や家によって仕方は違うようですが、我が家の豆まきは家の電気をすべて消して、
中心の部屋から「鬼は外」を2回唱えて豆を外に向かって投げ、「福は内」を2回唱えて
この時は豆を撒きません。
それぞれの部屋を同様にして次々と行い、お風呂場、トイレ、最後に玄関から鬼に出て
行ってもらい福を招き入れて、それから電気を一つずつ点けて入り口や窓を閉めてお終い。
皆さんはどのようになさるのでしょうか。
明けて4日は立春。暦の上では春ということになります。
いずれにしても、寒い冬が早く過ぎて暖かな春を待ち焦がれる気持ちは誰しも同じですね。

# by gt-toyoko | 2014-02-11 22:47 | 魔女のこと
2014年 01月 10日

ヴェファーナの祭り

お正月はみなさんどのように過ごされましたか。
当店は3日から営業。
元町もたくさんの人たちで賑わいました。
その中でローマ出身の魔女大好きという女性がご来店くださり「明日はローマに帰ります、なぜな
ら魔女のお祭りがあるから」と。
「ヴェファーナの祭りですか」と私。すると彼女はとても驚いて「日本にきてヴェファーナの祭り
を知っている人に始めて会いました」などと、いたく感激されてしまいました。
「ヴェファーナ」は女性の名前で魔女なのです。

言い伝えによるとキリスト誕生の折、東方から三博士が金や高価な香料をもってキリストの誕生を
祝いにやってきますが、その際三博士が道を聞いたのがほかならぬ魔女ヴェファーナでした。
ヴェファーナさんはその時、嘘をついて他の道を教えたのです。
そのあと彼女は大変後悔し、その罪ほろぼしとして1月6日に子供たちにプレゼントを配ることに
なったとか。別の説ではサンタクロースと一緒にプレゼントを配るとも言われています。
いずれにしてもローマの子供たちはこの時期、サンタさんとヴェファーナさんから2度プレゼント
をもらえるということです。

ご来店くださった若いローマのこの女性は、クリスマスよりも何よりもヴェファーナの祭りが大好
きだそうで、8歳までヴェファーナさんの存在を信じていたそうです。
朝目を覚まして台所へいくと、テーブルの上は砂糖壺がひっくり返り、砂糖がこぼれ、床は散ら
かり、 お母さんが夜のうちにヴェファーナさんに用意したワインは飲みほされてからっぽ。
そして、台の上に素敵なプレゼントが置かれてあるそうです。
心豊かな、なんて素敵なお話でしょう。
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   写真  新年魔女として数年前作成した魔女

# by gt-toyoko | 2014-01-10 18:17 | 魔女のこと
2013年 09月 18日

台風一過の秋晴れ

いつまでも続く今夏の暑さに、もううんざりという人も多いと思います。
各地に甚大な被害をもたらした台風18号。当店はシャッターが無いので強風で何か飛んできて
ウインドーでも割れていやしないかと心配で、早朝店に来てみると何事もなくひと安心。
台風一過の今日は久しぶりに清々しい秋晴れです。
強風にも耐えたバジルを収穫してバジルペストを作ることにしました。
バジル、オリーブオイル、塩、ニンニクといつもと同じ作り方ですが、今回は松の実が無いので
、クルミとカシューナッツを入れ、ブラックペッパーも加えてみました。
バジルペストは作っておくとフレッシュバジルがない時期でも、パンに塗ったりパスタや魚料理、
いろいろに使えて便利なので毎年作ります。
夏野菜もそろそろ終盤。夏を瓶に閉じ込めてピクルスも作りました。
これからは食欲の秋、秋の食材も豊富に出回って過ごしやすい季節がやっと訪れます。
モリモリ食べて夏の疲れを克服したいものです。
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# by gt-toyoko | 2013-09-18 11:47 | 料理・食
2013年 09月 18日

アンリ・ルソー

アンリルソー
昨年話題になった25回山本周五郎受賞、原田マハ著「楽園のカンヴァス」。
ピカソやブラック、ローランサン、ガートルード・スタイン、詩人のアポリネールなど新しい
芸術が怒涛のごとく渦巻き湧き上がるベルエポックのパリを背景に、アンリルソーの絵画「夢」
をテーマにもう一つの絵画の真贋をめぐる興味深い小説で、一気に読んでしまいました。
今回横浜美術館でプーシキン美術館展が開催され、アンリ・ルソーの絵画「詩人に霊感を与える
ミューズ」も展示されるというで、その一点だけを見たくて先日行ってきました。
この絵は詩人のアポリネールと恋人のローランサンを描いたもので、同じ作品(前面に描かれた花
が違うだけ)が2点あります。
1点は今回横浜にきている初めに描いたニオイアラセイトウの花の方。
ルソーはアポリネールの花がカーネーションであることを知らずにニオイアラセイトウを描き、
間違いが分かったあと全く同じにカーネーションで描き直しもう一度作品を作ったといいます。
ルソーの人となりを伝えるのエピソーとして知るところですが、その絵はプーシキン美術館展の
居並ぶ名画の中にあって、描かれた植物の生命力も人物も不思議な力を帯び、圧倒的な存在感で
、しばし時を忘れ見入てしまいました。
実物を見るまで気がつかなかったことですが、アポリネールの足はしっかり描かれているのにロー
ランサンの足元は暗くぼやけて、まるで宙に浮いているかのような不思議な印象です。
美術館へ足を運ん好きな絵とじっくり対話することは幸せなことです。
本を読んで見るルソーの絵画はまた奥深いものを感じさせてくれます。
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# by gt-toyoko | 2013-09-18 11:19 | 最近あったこと