魔女通信

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2009年 12月 22日

ヤドリギ

宿り木

もうじきクリスマスですね。
クリスマスの聖木と言えばモミの木をすぐ思い浮かべますが、もうひとつの
聖木としてヤドリギがあります。
ヤドリギ(宿り木)は不思議な植物で、土から生えず他の植物に寄生して育
つ半寄生植物です。
冬のヨーロッパを旅すると、葉を落とした木々にまるで鳥の巣のように緑の
葉を付けたヤドリギの塊を目にします。
古代より西欧各地でこの木は特別な木として神聖視されてきました。
とりわけオーク(ヨーロッパナラ)の木に寄生するヤドリギは特別神聖なも
のでした。
というのもオークは自然界における神聖を表し内なる世界への入り口、神の
国への通り道であり神々の神意を人々に伝える聖なる木と考えられていたの
です。そこにヤドリギが宿ると、オークはいよいよ神聖になるということです。

さて、クリスマスの飾りとして飾られるヤドリギの木の下では誰にでもキス
ができるそうです。クリスマスの冬期に実る乳白色の美しい実は北欧神話の
愛の女神フリガが流した悲しみと歓喜の涙といわれ、愛のシンボルとしてク
リスマスの頭上に飾られるようになったということです。
また、ヤドリギはユールに(冬至)行う冬を乗り切る強さを得るまじないに
も使われます。
ユールの時期、キャンドルに火を付けて「太陽がよみがえるこの時期に生命
がよみがえり、力がよみがえりますように」と唱え自分に必要な強さを紙に
3つ書いてヤドリギの粉を包み火をつけてその灰を常緑樹の下に埋めます。

強さが欲しい人、今日は丁度冬至、試してみてはいかがでしょう。
形体的にも不思議な植物ヤドリギになぜか私は魅せられます。
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by gt-toyoko | 2009-12-22 18:33 | ハーブ・自然


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