待ちに待った時計草が咲きました。
見れば見るほど不思議な構造をしています。
そして色も美しい!
その構造美は宇宙を感じる曼荼羅のような広がりがあり、
構造はとても複雑なのに規則的。
16世紀中南米に渡ったキリスト教の宣教師がこの花を見て
キリストの受難(パッション)にたとえて布教に役立てて、
この名前がついたとか。
子房柱は十字架に、3つの雌しべは磔りつけの釘、5枚の萼
と花びらは10人の使徒、巻きひげはムチ、尖った葉は槍・・
といった具合に複雑な花の構造をキリストの受難に結びつけ
たというのです。
でも、私は単純に見た通りの印象で「時計草」と名づけた
和名が好きです。
ハーブの効果は精神安定、安眠などに花のお茶を飲みます。