「ハンカチの木」ってご存知でしょうか。
中国原産の大変珍しい木で、開花に10年から15年もかかるそうです。
日本では小石川植物園にあって、花が咲き始めるとニュースにもなる程の
希少木。
先日、知人が自宅で咲いたとその花を持ってきてくれました。
私が始めて知った「ハンカチの木」です。
丸みがかった美しい若葉に清楚な白い花が印象的です。
木は10m以上もあるそうです。
なるほど、高い木に白いハンカチが結ばれたように見えるところからこの
名がついたのですね。
それにしても何ともユーモラスで楽しいネーミングではありませんか。
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そこで調べてみると、ハンカチの木は
19Cフランス人神父、ダビディア氏が中国で発見。
ちなみにダビディアさんはパンダも発見したとか。
(発見といっても、現地の人たちはもっと前から知っていた訳なので世に知
らしめたと、いうべきかも知れませんが)
水木科あるいは大桐科、ダビディア属の植物で、白く花びらのように見える
部分はじつは葉(ホウ)です。
花は小さく、中央に沢山球状に集まっているのがそうです。
小石川植物園の他、大船フラワーセンター、深大寺植物園にあり、花は今が
見頃。